フロートの効果
フローティングはこんな人におすすめ
- デトックス、お肌の角質除去や体の内側から若返りたい方
- 低血圧で冷え性等にお困りの方
- 楽をして、体重の減量をしたい方
- トレーニング怪我の早期回復やリハビリ、筋肉痛を和らげたい方
- イメージトレーニングを効果的におこないたい方
- クリエイティブな発想、創造的思考を求められる経営者やアーティストの方
- マインドフルネスを高め、自己を向上させたい方
- 仕事や日々の生活でのストレスの軽減、疲労や不安を和らげたい方
- うつ病、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder : 心的外傷後ストレス障害)、睡眠障害などで苦しんでいる方
- 妊娠中で疲労感などがある方
- 短い時間で効果的に最幸のリラックスをしたい方
フローティングの効果
1.リラクゼーション
フローティングは、死海のように浮かび重力から解放されるのに加え光と音が遮断された空間では五感が遮断され、極上の心身リラクゼーションを体感することができます。
無重力状態になることで、他のいかなる方法でも体験できないほどの脳から身体へと深いリラクゼーションを体験することができます。この深いリラックスは、交換神経と副交感神経のバランスを改善し、体内の免疫力や恒常性を賦活します。
これにより心と体のアンバランスによって生じる様々な自律神経症状(頭痛・めまい・肩こり・腰痛・ほてり・イライラ感など)が緩和されます。また不眠症対策にもなります。

2.美への期待
フローティングには500㎏ものエプソムソルトが使用されています。ハリウッドセレブ女優達が美しさを保つ方法として、エプソムソルトを入れた入浴法をおこなっており、ミランダ・カーは美しさを保つのに加え、精神を安定させるためにもフローティングを取り入れています。
エプソムソルトについて:
塩ではなく、硫酸マグネシウム
(高純度の硫酸塩とマグネシウムの化合物)
- 1.代謝をアップさせむくみの対策、そしてダイエットへ…
- 2.角質化した古い皮膚を取り除き、お肌を柔らかくしてツルツルに保ってくれます。
- 3.エプソムソルトに含まれるマグネシウムはPMS(月経前症候群)を緩和させてくれます。(生理前のイライラや体の不調はPMSの症状です。)
- 4.マグネシウムには血管を広げ、血液の循環を良くしてくれます。循環が良くなると、身体が温まり、代謝がよくなり冷えがちな腸も温まり、便秘対策になります。また、ストレスや偏頭痛対策にもなります。

3.スポーツ選手にとって
短時間での体力・精神の回復とイメージトレーニング
- 1.筋肉痛や疲労など長く続く痛みの軽減
- 2.スタミナアップ
- 3.試合中にすっきりとした思考
- 4.怪我の回復につながる高いマグネシウムの吸収
- 5.プロのスポーツ選手が試合前などのイメージトレーニングに使用
無重力で浮かぶフローティングは、重力等による外的なストレスや肉体的な負荷から解放されます。重力からの解放による筋肉弛緩作用とエプソムソルトによる筋肉弛緩作用で、日々負荷をかけている肉体を自然にほぐしてくれます。
また、外からの情報や刺激がないことで、脳への負荷が減る為、心の中でのイメージやメッセージを100%受け止めることができ、多くのアスリートが、イメージトレーニング(心的視覚想像能力)をおこなうときや、リラックス、ストレス軽減をするために利用しています。
1980年代頃より世界中のアスリート達が筋肉痛や筋肉硬直を和らげ、痙攣をしないようにし、怪我の治癒力を高め、疲労回復の手助けをするなど、スポーツの実績の向上のためにフローティングタンクを使用してきました。
イメージトレーニングとして
スポーツをする前、試合前などにタンクに入ることでイメージトレーニングが強化され、集中力が高まります。多くのアスリートが試合前に瞑想を取り入れており、フローティングは瞑想状態を更に引き上げてくれます。
アフターケアとして
過剰にトレーニングした場合、嫌気性解糖の成分により筋肉に有毒な乳酸が作り出されます。フローティングすることで乳酸の生産を減少させます。
また、コルチゾールレベルを下げることでストレスを軽減することができ、特に次の試合やトレーニングまでの期間が短くても体力と精神を回復させる可能性があります。
自身のフロートタンクを所持または定期的に利用しているアスリート
ゴールデンステート・ウォリアーズ
ステフィン・カリー
2015年 NBAチャンピオン
2015年, 2016年 MVP
週に2回ぐらいの頻度で使用しています。
マンチェスターユナイテッド MF
ワイン・ルーニー
サッカー界で3番目に稼いでいたと言われる選手。
フロートタンクを怪我の早期治療などのために、使用しているようです。
アメリカンフットボール
ニューイングランドのペイトリオッツ QB
トム・ブレイディ
2014年 スーパーボールチャンピオン
トム・ブレイディはチーム全員がフローティングすること勧め、彼らは2014年のスーパーボールチャンピオンになりました。
この他にもトップアスリートが、試合前の準備や体力の回復、イメージトレーニングために、習慣としてフローティングしています。
4.ストレスフルな人

現代の生活では労働環境など様々な面で複雑化し、ストレスなどの要因から疲労し精神的な疾患が増えていいます。約七割を超える企業でも、ストレスを抱える社員が増加傾向にあり、うつ症状、心身の不調による休職や離職もまた増加しています。そのような中で、社員や従業員の「心の健康管理・メンタルヘルスケア」への取り組みが重要になっています。
フローティングは、うつ症状などの基となるストレス対策に最適です。定期的にフローティングすることで、血圧の低下、痛み、不安、抑うつ、心拍数、酸素消費量、ストレスに関連した血液中の生化学物質(コルチゾール、副腎皮質刺激ホルモン、乳酸塩、アドレナリン)レベルを低下させて、ならびに、幸福感、楽観性、エネルギーなどに対して、肯定的な感情を増加させることがわかっています。精神的、肉体的なリラクゼーション作用はストレス緩和に有効であり、感情のバランスを調えてくれます。
- 1.慢性的なストレスフルな状態を緩和
- 2.不眠症対策
- 3.肩こり、腰痛、頭痛、めまい、倦怠感、イライラ感などの緩和
- 4.体の疲れの緩和
- 5.内臓機能の向上
また、生活習慣病やその予備軍であるメタボリックシンドロームの改善・予防への取り組みについても、健診で生活習慣の改善指導が企業の健保組合などに義務付けられています。
経営者の方は、会社の福利厚生の一環としてご検討ください。
5.心の調和

- 1.ストレス、不安、疲労感を軽減
- 2.心の痛みや、うつ状態の緩和
- 3.幸せ、心地良いと感じるホルモンの増加
- 4.1時間のフロートで4時間ほどの睡眠をとったような状態を感じられる
- 5.ストレスを作り出すコチゾール値の低下、ハッピーホルモンの上昇
最近の研究で脳科学者が、脳は内分泌器官であり、それは私たちの行動に影響する多数の神経伝達物質を分泌するということを発見しました。
私たちの脳は、私たちを幸せにしたり、不安にさせたり、憂鬱にさせたり、恥ずかしがらせたり、眠くさせたりするホルモンを分泌します。人によって異なった量や種類の神経伝達物質を作り出しており、例えばエンドルフィン(天然のドラッグのようなホルモン)をたくさん作りだしている人は、わずかなエンドルフィンを作り出している人よりも、快楽感をより味わえるという結果がでています。
実験によるとフローティングはエンドルフィンの分泌を増加する事と同時にストレス関連科学物質(アドレナリン、ノルエビネフリン、ACTH、コルチゾールなどは、緊張、不安、イライラを起こし、さらにそれらは心臓病、高血圧、高コレステロール値を招きます。)のレベルの減少を促進します。
一つの神経科学論では『子宮の戻り』という解釈があります。妊娠している女性たちは通常のエンドルフィンレベルを8倍まで分泌することで、胎児は出生前に真の幸福を経験します。
タンクの濃密で暖かい溶液で暗闇に包まれ、胎児の環境に近い状態になることで、動脈の流れが安定し脳がエンドルフィンを放出し始めます。その時は、潜在意識の記憶が引き出されることもあります。
6.瞑想と脳波

フローティングしている間は、脳がゆっくりとアルファ波から時には、鮮明な記憶、自由連想、突然の洞察力、創造的なインスピレーション、静けさ、宇宙との一体感を感じることができるシータ波の状態になり、とても深くリラックスしている状態になります。
シータ波の発生法を習得する一つの方法としては、長年にわたり瞑想をするということが必要です。20年以上も瞑想の経験がある禅僧達の脳波はシータ波を最大限に引き出しており、眠るどころか精神的にはっきりとした状態で瞑想しているなどの研究結果を、笠松章博士と平井富雄博士などの多くの博士達が、発表しています。
しかしながら、ほとんどの人がシータ波の状態を引き出せるようになるまで、20年以上も費やすことができないと思います。そこで最近の研究(テキサスA&M大学とコロラド州の大学)によれば、フローティングすることでシータ波を発生させることがあるとわかりました。
フローティングを行う人たちは、起きたままでシータ波の状態に入り鮮明なイメージや頭を通り抜ける創造的な考えをはっきりと全てを認識でき、またフローティング後も創造力を促進するシータ波の発生が、数日続くこともあることがわかりました。
脳波について
脳波とは人や動物の脳から発生する電気信号で、人の脳内では常に微弱な電流が流れています。
脳波は全部で4種類に分類されます。
- ・波(ベータ波) 14~28Hz
- ・波(アルファ波)周波数は8~14Hzフローティングしている時の脳波
- ・波(シータ波)4~8Hzフローティングしている時の脳波
- ・波(デルタ波) 0.4~4Hz
の4つです。周波数の数値は厳密な定義があるわけではありません。
ベータ波
- ・日常生活のなかで発生する脳波で、覚醒状態、精神活動は活発です。
- ・何かに集中して取り組みたいというときに向いている脳波です。
- ・新しいクリエイティブな物事より単純作業や慣れている仕事をするのに向いています。
- ・ストレスが多くイライラしているときにもベータ波は出ます。
- ・心配、焦り、不安などの緊張から興奮状態の時が当てはまります。
- ・筋肉を動かすホルモンが分泌されていると脳波はベータ波を指します。
- ・肩や首すじのこりや筋肉痛など筋が緊張状態のときにも出やすいです。
- ・脈や呼吸、活性酸素も増加傾向で、決して健康に良い状態ではありません。
- ・安眠にはほど遠い状態です。
アルファ波
- ・瞑想をすると脳波は、アルファ波の状態になります。
- ・後頭部優位の脳波で、脳を活性化させることができます。
- ・集中力・記憶力がアップしているので学習をするのに適した状態です。
- ・眠る前にアルファ波をだすことで、良い眠りに導きます。
- ・眼を開けていても、ぼんやりとした状態なら出ることもありますが、眠ってしまうと出ません。
- ・とてもリラックスしている状態です。
- ・アルファ波はストレスを解消し自律神経のバランスを整えてくれます。
シータ波
- ・深い瞑想状態、うとうと・ぼんやりとした状態で潜在意識の状態です。
- ・記憶力がアップするため、学習に適している状態です。
- ・イメージ力、創造力が豊かになります。
- ・身心ともにリラックスしている状態なので、副交感神経が優位に働いています。
- ・ストレスから解放され健康にも良い影響を与えます。
- ※将棋の羽生善治名人が棋譜(きふ)を思いだすときの脳波や、円周率を4万桁記憶して、ギネスにも認定されている友寄英哲さんの脳波を脳波計で調べたところ、8Hz前後(シータ波)に近い状態になっているという実験結果もあるそうです。
- ※アインシュタインは、積極的な居眠り(瞬間的な昼寝)を実践して、インスピレーションを得ていたという話もあります。居眠りぼんやりとした時の脳波=シータ波でアイディアやひらめきを得ようとしていたのかもしれません。
デルタ波
- ・顕在意識が働いていない状態で、夢を見ることなく深い眠りについている状態。
- ・無意識の状態です。
- ・身体をメンテナンスしてくれる状態です。